エレキブルについてひたすら語る 冠環境編

この記事にたどり着いた方へ。
これは完全に自己満足の記事です。
1匹のポケモンについてただただ語る気持ち悪い記事になっていて何の役に立たないので申し訳ないですが、暇な方やエレキブルが好きな同士は読んでくれると嬉しいです。
また、僕は文章力に自信が無いのでこれおかしいなって文や表現があれば指摘してくださると嬉しいです。
それでは本題に入らせていただきます。

こんにちは、ゴリです。
僕のことを知ってくれている人はもちろん知っていると思いますが、僕の相棒はエレキブルです。
エレキブルがランクマッチで使用できるようになった3シーズンの間なんだかんだ構築から抜けることのなかったエレキブルですが、そのエレキブルは一体どういったポケモンなのかを皆さんに広めたいのと、冠環境で僕のエレキブルはどのような活躍をしたのか、またこれから先の環境ではどういった活躍が期待できるかについてまとめてみたいと思います。
※この記事では僕の主観を多く反映しているので環境について間違った考えを持っている可能性があります。ご注意ください。


エレキブルのデータ

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75-123-67-95-85-95 540
電気エンジン/やる気

まず、種族値に関してですが攻撃が高く、最低限の特攻を持っています。攻撃面は少し自信があると言ってもいいでしょう。
耐久に関してはどちらも微妙で、特に物理耐久はペラッペラで無振りだと等倍の鉢巻ゴリランダーのグラススライダーで111.9%〜133.1%と余裕で飛びます。(まあこれはゴリランダーが異常とも言えますが…)

技に関しては範囲は広いものの、高めの攻撃を生かした一致技が貧弱すぎるというのが僕の中での評価です。
これは電気物理の宿命とも言えるのですが、電気物理技でまともな技がありません。
エレキブルの覚える最大打点の電気物理技はワイルドボルトなのですが、威力が90しかなく、オマケに反動付き。(なんというクソ技)
マイナーポケモンとして襷が持てないのは絶望的で、反動を嫌うのなら威力75のかみなりパンチを採用するしかありません。(クロスサンダーくれ)

範囲に関しては電気タイプと思えないほど範囲が広く、電気タイプにしては珍しい地面、氷、炎の打点を持っています。意外かもしれませんが悪打点や鋼打点も持っています。
特殊技もかえんほうしゃサイコキネシスきあいだまなどを覚えますが、ナットレイなどを意識したかえんほうしゃ以外はまず採用する理由がないと思っています。
格闘技も謎に豊富ですが、インファイトとばかぢからを覚えないのと、明確に打ちたい相手がいないので自分の中では優先度は低いです。
ダイナックルを使えるという点で採用の価値はある、むしろダイマックスエースとして運用するのであれば必須級だとは思いますが、僕の中ではエレキブルをエースとして動かすのは弱いと感じているのでなんとも言えません。(エレキブルの運用については後述します)

特性に関しては電気エンジン、やる気ともに役立つ場面は多くはないものの、場面場面で非常に強い効果を発揮する特性だと思います。
電気エンジンに関しては地震を覚え、でんきタイプにめっぽう強いエレキブルにとって後出しからの素早さを上げて相手に負荷をかけていく動きができるので非常に噛み合った特性だと思います。
やる気に関しては構築に入れると催眠の一貫がなくなるので便利といえば便利なのですが、1番効果を発揮したいカバルドンラグラージに対して圧倒的に不利であり、8世代にはいないポケモンではありますがキノガッサに対してもワンパンすることが出来ず、返り討ちにあってしまうのでなかなか相性がいいとは言えません。

というのが僕が知っているエレキブルのデータです。
長ぇよって思ってるかもしれませんが、これでも頑張ってまとめました。

8世代でエレキブル入りの構築で構築記事を書いていらっしゃる方は僕とS13最終800位台の方が1人居たくらいで、恐らく誰もレート2000や2桁順位には届かなかったのかなと思っています。(もし、記事について知っている方がいたら@Goricanyon_51まで連絡してください。)

ちなみに7世代ではシーズン1でレート2010を達成している方の記事にエレキブルが乗っています。掲載の許可をとっていないので載せることは出来ませんが気になる方は調べてみてください。


・シリーズ7でエレキブルを使うために考えたことと、使用していたエレキブルの型について
この3ヶ月、対戦をしっかりやった人ならもちろん分かると思いますが、この環境はサンダーがとても強い環境でした。
その中でサンダーのタイプ一致電気技、飛行技を半減or無効にできるポケモンは需要があり、比較的強い環境だったと思います。
つまり、構想段階ではこの2つのタイプの技を受けきれる電気タイプはかなり重宝していたと思います。
しかし、構築の電気枠をサンダーが食ってしまうため、他の電気タイプはなかなか構築に入って来なかったというのが現実だったと思います。
現に、ぽけっとふぁんくしょんに載っているS12、13の構築記事で構築入っていたでんきタイプはかなり少なく、S14では少し増えたものの、多いとは言えない状態です。
つまりほとんどの構築の電気枠はサンダーであったということになります。
ですがサンダーは電気技が等倍で、型が多様すぎてすばやさのラインが読みづらく、サンダーをサンダーで受け、突破することは不可能でした。
サンダー受けとしてはポリゴン2などが挙げられますが、試行回数が増えるので試合時間が長くなったり運が絡むのでストレスに感じる部分もあったと思います。

そんな中で僕はエレキブルでサンダーを見れると感じていました。
結論から言うと全てのサンダーに対応することは不可能でしたが、サンダーのダイマックス展開を阻止しつつ、サイクルを回す駒にはなれました。
S14の終盤ではサンダーがダイマする時にエレキブルを出しても遅いという結論になりましたが、仕事はあったと思います。

この環境でエレキブルが輝くために色々な持ち物、技構成を考えましたが広い技範囲&高いめの火力と最低限の特殊耐久+突撃チョッキを生かした特殊ポケモンの処理ならやっていけると考えました。

ちなみにいのちのたまを持たせたダイマックスエース型や鉢巻を持たせる型、雨パの控えの特殊型なども考えましたがどれも弱すぎて誰も相手に出来ないので全て諦めました。

そもそも得意不得意がここまでハッキリしていて、かつ数値が微妙なポケモンを軸に置くのが間違いだと思い知らされました。
幸い、上で述べたように技範囲が広いので色んな特殊ポケモンに対して打ち合える可能性が生まれ、採用できるレベルまで何とか持ってくることが出来ました。

こうして持ち物がとつげきチョッキに決まり、あとはどういった相手を見るかということになります。
僕の場合はサンダーを標準に置き、カプ・レヒレアシレーヌラプラスを初めとする電気タイプが苦手なポケモン、レジエレキやカプ・コケコ、霊獣ボルトロスなどの電気タイプのポケモンに対して役割を持たせようと思いました。

性格は高めの火力を活かせるように意地っ張りにしました。最速にしたところでウーラオスミミッキュといった強力なポケモンの上を取る事が出来ず、最速ランドロスの上を取っても威嚇が入るとれいとうパンチで確定1発にならず、さらにはスカーフの線まで考えると最速にするメリットは少ないと思いました。

努力値に関してはサンダーのダイマックスを流すことを意識して特化珠サンダーのダイジェットに受け出しをし、ダイバーンを耐えられるラインまでDに振り、素の状態で最速70族抜き&電気エンジン発動後にカプ・コケコの上から地震を打ち、壁を貼る前に処理する動きの取れる素早さ実数値135まで振りました。
そして残りを火力に当てるとA252振りが出来たので、さらに余った分を追加でDに振りました。
結果としてこのような努力値配分になりました。
H4 A252 B4 D92 S156

このエレキブル残っている記事
https://goricanyon51.hatenablog.com/entry/2021/02/01/163522

技に関してですが、上記の役割対象である特殊水タイプポケモンカプ・レヒレラプラスアシレーヌあたり)なら後出しからでも有利に立ち回れると思い、上述の電気物理最高打点()であるワイルドボルトを確定としました。
HPの消耗を抑えるためにかみなりパンチでも良かったのですが一致技が威力75となるとさすがに笑ってしまう火力しか出ず、サイクルに圧力がかけられないと思ったので仕方なくワイルドボルトにしました。(クロスサンダーください)
また、優秀な耐性を持つヒードランジバコイルなどのポケモンや、S12、13でサンダー対策で増えまくっていたウツロイド、こちらが優先して倒したい電気タイプ(レジエレキ、カプ・コケコなど)に刺す地震も確定としました。
また、1番意識したいサンダー、霊獣ボルトロスランドロスに対しての打点としてれいとうパンチを確定としました。
カプ・レヒレランドロスがいる構築に対してはランドロスが見えていなくてもカプ・レヒレに対してれいとうパンチしか打ちませんでしたが、ほぼ刺さっていたのでエレキブル使いの皆さんも有利対面れいとうパンチの法則を信じましょう。
このダメージ量で大体の型の把握ができ、あまり入らなかったら耐久に厚いのでもう一度上かられいとうパンチを打って処理、かなり入った場合はASの可能性が高いので裏のレヒレに備えて交代という動きが取れたのがなかなか良かったです。
そして最後の枠ですが、僕の中ではボルトチェンジかえんほうしゃ、がんせきふうじの3択だと思っていましたが、色んな方が使っているエレキブルかわらわりが多かった印象です。
上述のとおり、僕の中ではエレキブルの格闘技の評価が低く、採用する気にはなれませんでしたが、最終3桁の方のエレキブルかわらわりであったので(この方のエレキブルはアタッカータイプですが)まだ考察が足りていないのかなと感じました。
初めはがんせきふうじを採用して交代際に負荷をかける動きを考えていましたが、がんせきふうじを打つ時にはエレキブルに強いポケモンが来るのでめちゃくちゃ腐りました。
エレキブルは得意不得意がはっきりしてるので結局こちら側が交代を要求されることになり、ほんとにがんせきふうじは弱い選択だったなと思いました。
なので結構早い段階でボルトチェンジに変えました。
ボルトチェンジにすることにより、サンダーのダイジェットに合わせて後投げし、ダイバーンを耐えてボルトチェンジ、後ろのエースに繋いで相手のダイマを枯らしつつ、こちらのエースを展開していく動きが取れるようになり、ボルトチェンジで4枠目を埋めました。
ナットレイに刺すかえんほうしゃですが確定1発で処理することが出来ないのでナシとしました。
エース運用するならかわらわりもなしでは無いと思いましたが、電気エンジンは安定して発動する特性ではないので実戦で勝ちに行けるとは思えませんでした。
ですが、可能性を広げるために試してみるのはありかなと思いました。
散々上でも述べていますが、範囲は広いので上から動くことが出来れば色んな相手を見ることが可能なので全力でサポートしてあげればエースとしてもワンチャンは生まれるのかなと思っています。

・これからのエレキブル
来期から3シーズンにわたって禁止級伝説ポケモンが1匹まで参加出来る、いわゆる竜王戦ルールでランクマッチが行われるので、低種族値ポケモンやマイナーポケモンの居場所が怪しいどころか凡人以下の僕ではエレキブルを入れて結果を残したいと思うのが恥と思うくらい厳しい環境になることは確実です。
来期のトップメタであろうイベルタル、ザシアン、ムゲンダイナなどに対しても対抗できず、取り巻きで多そうなポケモンで有利な相手と言ったらレジエレキくらいしか思いつきません。
環境が回って役割が増えることで採用する可能性はありますが、今のところ3ヶ月の間はお休みしてもらおうかなと思っています。


ここまで自己満足以外のなんでもない記事を読んでくださりありがとうございます。
脱線しまくりの読みずらい文章をここまで読んだ人はかなりのエレキブル好きだと僕は勝手に思っています。
もし本当にエレキブル好きで僕と熱く語りたい方が居ればDMでもdiscordでもやりましょう。
@Goricanyon_51

それではここまでありがとうございました。